製品名

ラボ用 振動式粘度センサ

型式

非防爆 V-1型

測定対象

液体の粘度

製品特徴

実験室・研究室での使用に最適な振動式粘度計のラボラトリーモデル

概要

各種産業界において、生産ラインの自動化を目的とした液体粘度を速く正確に知ることは処理プロセスの運転管理の効率化、省力化を行う上で必要不可欠です。
本器はオンライン用粘度計で多くの実績を既に得ているQBS-V型を基本としてさらに高い信頼性とオフラインでの使いやすさを求めて開発した ラボ用 振動式粘度センサ です。

専用スタンドに固定、またはワイヤーで吊り下げて使用します。

粘度計にはプロセスオンライン・インライン用もあります。
プロセス用 振動式粘度計 ページはこちら。

測定
原理

液体中において振動片を振動させ、その際に受ける粘性抵抗を測定し粘度を求める粘度計です。 振動駆動と検出を磁力によって行う構造で、振動片の一方に永久磁石を固定し、これに磁気結合した駆動用と検出用の2ヶのコイルを本体側に固定し、 検出コイルからの信号を増幅して駆動コイルに供給します。 振動片の他端(プロセス側)が拘束力を受けない自由な状態(測定物に触れない状態)での振幅に対し、プロセス側の振動片が測定物に充たされて拘束力が生じると、次式により振動振幅が決まります。

μ ρ = K ( E a / Ex-C )n
  • K: 駆動力と変位に関わる定数
  • μ: 粘度
  • ρ: 密度
  • Ea: 空気中での振幅
  • Ex: 測定物を充たした時の振幅
  • C: 駆動部に由来する定数

この振幅にて粘度を検出します。 粘度及び密度が既知の試料で、 K を求めて置くと、 Ea と Ex の比により μρ を知る事が出来ます。

構造

構造は図の様に正帰還増幅回路のループ中に振動系が組み込まれており、この増幅器からの駆動電圧は常に一定となる構造です。 振動周波数は振動片と流体とに依る周波数で振動します。流体により減衰した振幅は検知コイルにて電圧に替り、同期整流を行い演算増幅した後、出力信号を得ます。

特徴
    1. 原理的に速い応答性能。

    2. 測定物の使用温度範囲が広い。-200℃~+600℃ (仕様により異なる)

    3. センサは溶接一体構造でシール部がない為、気密性に優れ高真空において使用可能です。

    4. センサは溶接一体構造で摩擦部がなく、振動片が打消し合うことによって洩れ振動が発生しないことから低粘度の限界が極めて低く、活性汚泥の粘度等も容易に測定できます。

    5. センサ接液部は、チタン・ハステロイ・テフロンコーティング等の耐蝕センサの製作も可能です。

    6. センサ接液部は容易に洗浄できます。

    7. 低粘度から高粘度までレンジが自由に選べ、設計粘度範囲でスパン変更可能です。

    8. 駆動方式が当社オリジナルのマグネットバイアス式の為、回転軸等の摺動部がなく、磨耗、疲労が発生せず長寿命で使用できます。

    9. 外乱に影響されにくく、シンプルな構造で耐久性に優れメンテナンスフリーです。

    10. 測定準備(セッティング)が容易で、粘度レンジ切り替えに伴う振動片の取替えが可能です。

    11. 小型センサ、小型変換器で構成されており簡単に持ち運べます。

仕様
測定範囲 0~5CP 0~10CP 0~100CP 0~1000CP
0~10000CP 0~1000000CP 他 中間レンジも可能
出力信号 DC4~20mA DC1~5V ※いずれかの1信号
入力電源 V-1型(PS-0V1型): AC105V/210V 50/60Hz 又は DC24V
消費電力 10W
許容温度 検出器: -200℃~+600℃ (仕様により異なる)
変換器: PS-0V1型: -10℃~+50℃
専用ケーブル: RG型(標準型):   -10℃~+60℃
許容圧力 検出器: 5MPa (50kg/cm2G)
重量 変換器: PS-0V1型: 1.85kg
寸法 変換器: PS-0V1型: 180(W)×200(D)×60(H) (mm)
取付方法 検出器: フランジ取付 ネジ取付 ヘルール IDF 等
材質 検出器: SUS304 SUS316 ハステロイ チタン 等
ライニング: PTFE ゴム 等
ケース: 軽合金メラミン樹脂系焼付塗装N7 SUS304 耐塩塗装ケース 等
製品構成

V-1型(非防爆型)
<変換器分離型>

検出器と変換器で構成し、検出器と変換器間は専用ケーブルで接続されています。

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