学術研究・新技術研究・素材研究分野の方も計測の事なら当社ディテック(DITECH)までお気軽にご相談下さい。世の中に無い超特殊製品でも単品から開発・設計・製作をお受けし、実用可能な段階になるまでサポートいたします。
原子力研究における高温700℃でのNa(ナトリウム)レベル計測等。
水の臨界点を超えた環境下における高温400℃・高圧25MPa以上での油中水分測定等。
合金研究における高温1000℃での非鉄金属レベル計測等。
ナイロン・ポリエステル・ポリエチレン等の樹脂製造プラントは非常に厳しい環境下の為、現在γ線等の放射線式レベル計・レベルスイッチが使用されている場合が多数ありますが、万が一の事故時に周辺環境へ与えるリスク、及び企業イメージへの打撃は計り知れません。
当社では独自発想による高強度センサと静電容量式技術の組み合わせにより、樹脂製造プラントのレベル計測には数十年の実績があります。より安全で安心な計測をご要望の際にはぜひ一度お問い合わせ下さい。又、高圧ガス受験品も対応可能です。
高圧法ポリエチレンプラントにおける高温320℃・超高圧80MPaでのレベル計測。 (一般的にはγ線式レベル計しか無いと考えられていますが、当社では適正な設計で製作された検出器にて静電容量式を御提供します。煩雑な放射線管理がいらず管理コストが大幅に改善できます。)
40余年の製作実績により様々な条件下でご使用になれる検出電極を約3000種保有しております。その中から一部をご紹介させて頂きます。
高温450℃・高圧3.6MPa環境下でのチャー (カーボン微粉末) 測定。(チャーはインピーダンスが非常に低い為、一般にある静電容量式での測定は付着による誤動作や頻繁な再調整が生じますが、当社では独自の静電容量補償式(ガード式)を用いてこれを全く問題とせず測定できます。)
静電容量式レベル計は電気的に測定対象のレベルを計測する為、測定方式に於いては非常に優秀な方式ですが、大幅な温度変化や異なる成分の投入等で被測定物の誘電率が大幅に変動した場合、レベル変動として検出してしまいます。
これを解決する為、当社ではタンク上部から取り付ける液レベル測定用検出器の他、タンク底部に誘電率補正用検出器を設け、被測定物の誘電率変動を常時測定します。そこから出力される信号で液レベル測定用検出器の信号を演算処理し、被測定物の誘電率変動の影響を受けず正確な液レベルを出力します。
一般にある静電容量式界面計では、その測定原理上、水(ε=80以上)/油(ε=5以下)のようにハッキリと誘電率に差がある、または一方(この場合油)の誘電率が十分に低くインピーダンスが高いものでないと測定不可能、もしくは大きな誤差の要因となってしまいます。しかし、実際のプラントでは上層/下層の両液に電解質等を含んでいる被測定物も多々あります。 当社ではこれを正確に界面測定したいというニーズを受け本器の開発をしました。
上層/下層の両液に電解質等を含み、誘電率が大きくインピーダンス支配になっている被測定物を静電容量では無くインピーダンスで測定しようと言う発想のものです。
本器はヒューマンエラーによる事故を防ぐ為、樹脂の押し出し設備にて使用される大型圧延ローラーの安全装置として開発しました。
ローラーと平行に丸棒型のセンサを設置します。変換器側で設定した範囲までローラーに近づくと、まず注意アラームとランプが点灯し、さらに近づき事故の可能性が高いと判断した場合には危険アラームとランプが点灯、それと同時に信号が出力されローラーの運転を停止させます。センサ形状の自由度が高い為、押し出し設備以外でも印刷設備の輪転機、また人が近づいた場合、大事故につながる恐れのある設備への応用も出来ます。
赤外線や超音波による接近感知器では指向性が強く、その測定エリアは限定されてしまいます。
当社のセンサは静電容量変化を3次元で捉える為、測定エリアに死角は皆無です。
他にも独自技術を駆使した製品が当社には多数あります。当社までお気軽に お問い合わせ ください。